2014年10月31日金曜日

披露目る

今年は家内が真打に昇進となり 
土地々々を披露公演で回らせていただいておりますが 
やはり、この街は絶対にはずせません!!! 

主人の詩人も司会&新作で盛り上げまする~ 



* 


「神田京子 真打昇進披露いわき公演」 

2014年12月7日(日) 
昼の部 14:00 / 夜の部 18:00(開演30分前開場) 


◇出演 
神田京子 

◇司会 
桑原滝弥 

◇ゲスト 
[昼の部]ケーシー高峰 
[夜の部]谷川俊太郎、谷川賢作 


祝!真打昇進! 講談師・神田京子、満を持しての独演会。 
忠臣蔵からカルメンまで!? そこに人情話あらばなんでも語り、笑わせます、ハラハラさせます、泣かせます、講談師・神田京子。2011年以来東北各地を継続的に訪ね、地域の方々と交流を重ねながら「語り継ぐべきもの」を形にすべく、民話や伝説を講談にする活動も続けています。 
ゲストには、いわき在住のおなじみケーシー高峰(昼公演)、真打昇進によせて詩「声が織る」を献呈した谷川俊太郎、同じくオリジナル出囃子「とっきっき~」を作曲した谷川賢作(夜公演)を迎え、お目出度い席に華をそえます。 
もちろん、いわきでうまれたオリジナル講談もたっぷりお届け! 
いわきだけのスペシャルなお披露目の会を、どうぞおみのがしなく。 


料金: 
全席自由/ 3,000円 高校生以下 1,000円 
昼夜セット券 5,000円 
 ※昼夜セット券は前売のみの発売で、電話/窓口で受付 

お問合せ: 
アリオスチケットセンター 
0246-22-5800(10:00~20:00 毎週火曜定休) 

対象: 
 ※3歳未満入場不可 


会場: 
いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場 
(福島県いわき市平字三﨑一番地の6) 
☆いわき駅から徒歩15分。タクシーで5分程。 
http://iwaki-alios.jp 

主催:(株)いわき市民コミュニティ放送 
共催:いわき芸術文化交流館アリオス 
企画制作:神田京子後援会 Kyoko oh! Dangoclub 
協力:ふたば・いわき 京子応援団 


* 


真打披露目は「祭り」「祀り」「奉り」なり~~~ 

この公演を機会にぜひ遠方の方もいわき市へおいでください 
現地ではいろいろなツアーに参加することも可能です 
いくつか被災地ツアーなどをご紹介しますね 
どうか現状を見て感じていただきたいとおもいます 


(順不同) 
>> 
①スタディツアー(NPO法人ふよう土)参加費3,000円。 
全体で4時間くらい。 
ご年配の方にもちょうどいい規模かと存じます。 
http://t.co/FFVs3O1q9h 

②「旧警戒区域へいってみっぺツアー」 
富岡町、広野町への警戒区域ツアー。参加費6,000円。 
いわき駅発着で、7:00上野発にのれば参加できます。 
最小携行人数12名あつまれば、個別に対応してくれるとのことです。 
http://t.co/YLk61VMrEh 

③「いわき市スタディツアー」 
公演の前日=12/6(土)に参加費無料の被災地スタディツアーが催行されています。 
(前々日までに予約が必要・最小催行人数に満たない場合は中止) 
中型貸切バスで、津波被害を受けた福島県いわき市の沿岸エリアを視察。 
http://t.co/1kqZlvhXgz 

④草野心平記念文学館http://t.co/1A7AonEJ7x 
最寄り駅:JR磐越東線「小川郷」駅 
詩人・草野心平の故郷、いわき市小川町にある文学館。 
小高い山から見渡せる田園風景、心平さんの詩の風景を旅するかのようなアクティブな展示内容など、ゆったりお過ごし出来る方にお勧め。 

⑤アクアマリンふくしまhttp://t.co/p6sSBJ8daP 
森で生まれた一滴の水が川となりやがて大海へつながる・・・ 
水をめぐる壮大な旅を体験できる環境水族館。 
アクアマリンふくしまは小名浜港のエリア内にあります。 
なんと大水槽の前にはお寿司屋さんが! 
命の循環を五感で学べる! 

⑥スパリゾートハワイアンズhttp://t.co/TW9WLWpfxd 
最寄り駅:JR「湯本」駅 宿泊者は東京から無料送迎バスあり。 
湯本温泉の中心街から車で10分のところにあるスパリゾート。 
一日2回上演されているフラのショーは一見の価値あり! 

⑦いわき湯本温泉http://t.co/1EajRwdP6E 
最寄り駅:JR「湯本」駅☆いわきアリオスからタクシーで20分 
特急「スーパーひたち」で、終点いわきのひとつ手前の湯本駅で下車。 
野口雨情、山村暮鳥のゆかりの地でもあります。 
湯本駅前のおまんじゅうやさん「くつみ」さんも是非。 

⑧その他いろいろな市内観光もお楽しみ下さい。 
駅前でのレンタカー有。初・いわき旅の方には観光タクシーがおすすめ。 
尼子タクシーhttp://t.co/G7WgBumb8L 
湯本タクシーhttp://t.co/TRTNrUrFx5 
いわきタクシーhttp://t.co/uE8Q6UUS9x 


*注意* 

宿泊について ・・・いわきアリオス周辺(平地区) 
いわき駅周辺にはビジネスホテルがたくさんありますが、復興事業関係者の宿泊予約で早いうちに満室になってしまうことがありますのでご注意下さい。 
12月7日公演に宿泊でいらっしゃる予定の方はお早めのホテルのご予約もお勧めします。 


*東京からの交通* 

意外と近い「いわき市」>> 

①JR上野駅=常磐線特急「スーパーひたち」 
7:00-21:00まで毎時0分上野発で運行。 
所要時間約2時間20分 片道6,572円 

②高速バス 東京駅=「いわき号」東京駅八重洲南口 
バスターミナルから運行。 
所要時間約3時間 片道3,450円 


* 


この街に育ててもらったこと 
京子と僕の誇りです∞

2014年10月20日月曜日

一寸先はポエム!

前回の日記のあと 
たくさんの方から 
ご心配のメッセージをいただきまして 
誠にありがとうございました! 

お客様の安全面を考慮して 
神戸・ビッグアップルでの公演は 
中止とさせていただきましたが 
実はあの夜あの後意外な展開に・・・ 


そんな一寸先はポエム!な 
関西ツアーをふりかえってみます☆ 



* 



~10/11(土)京都~ 
本日より関西ツアーのはじまりはじまり~ 
単発の営業ライヴでは何度もおじゃましていますが、ツアーとなると実に二年半ぶりの関西 
わ~い!めっちゃ楽しみ!という訳で気合いマンマンで降り立った初日の地は京都 
10年来の友人でもある、詩人・chori主催による「詩人は公○の輪郭にたちあがる」へ出演 
会場の"公○食堂"は、ライヴハウス、音楽スタジオが入っているビルの中の三階にある、さまざまなライヴが催されるメシと酒のうまい食堂 
イベント当夜はチャージ無しの投げ銭制だったので、下のライヴハウスの出番前のバンドマンなんかも一杯ひっかけがてら観ていてくれて、なかなか新鮮な空気感の中でパフォーマンスをお届けすることができました 
先月の京都"FUJITAYA"ライヴに来てくれたお客様も何名か来てくれて、中にはオープンマイクのコーナーにエントリーするイカしたガイも現れて、この夜だけの言の葉を響かせ合えました 
それにしても、主催のchoriとは彼が17歳(オイラは30歳)のときからの付き合いですが、本当に頼もしい表現者に、そして豊かな人間に成長しているなあと、改めて実感しました 
ライヴ後久々に明け方近くまであれこれと語り合いましたが、その話題のほとんどは馬鹿話なのに(笑)、根底には常に詩が流れている、そんな心地よいひとときを過ごすことができました。ありがとう! 
これからもお互い孤独に走りつづけてまいりましょ~~~ 


~10/12(日)大阪~ 
ツアー二日目はお昼から、河野宏子主催「ブラックサンデー」へ出演 
会場の"さばのゆ温泉"は、温泉ではなくて、オイラ世代にはキッチュの呼び名がしっくりくる松尾貴史さん経営の多目的カフェ 
東京・世田谷にも系列店があり、妻の仲良しさんでもある浪曲師・春野恵子先生が独演会を定期的に行っていたりする非常に雰囲気のある和空間 
この日は詩が好きなお客様が中心で、オープンマイクも嵐の前の穏やかな昼下がりにやさしく響く散文的なアプローチの朗読が続き、なかなかキモチEカンジ♪ 
共演の池上宣久さんを拝見するのは10年以上ぶり。"詩のボクシング"等でのご活躍は度々耳にしていたが、久々に生で触れるそのパフォーマンスには、大爆笑させてもらいつつ、潔い変態っぷりになんだか感動してしまうという、年輪を重ねていなければ醸し出せない味のあるステージ 
つづく二番手は主催で我が魂の妹分・河野宏子。結婚から出産を経て、生後13カ月の息子さんと旦那さんに見守られながらのパフォーマンスは、じっくりとした朗読がちゃんと調べになっていて、時折息子さんの放つアドリブも手伝って、たおやかな普遍を感じさせてくれるひとときに 
三番手は、名古屋からいらっしゃった馬場めぐみさん。歌人としても高い評価を受けている彼女の朗読は、すれすれの息遣いと間(ま)から放たれる独特の詩世界。いろいろな空間でまた聴いてみたいなと思いました 
休憩を挟んでのセミファイナルは、東京から参戦の守山タダマ。前夜の京都とこの日の連続共演を誘ったのは何を隠そうこのオイラ。ダダマが最近地方でのライヴを増やしたり精力的に活動していることを聞いていたので、どんな風に変化しているのか見てみたかったし、それにはダダマのことを知っているお客さんが多い東京のステージより、知らないお客さんばかりのステージの方がおもしろいんじゃないかと考えたのです 
かわいい期待の後輩ですから、ときにはキツいことを言ったりしますが、この男はいつも言われた分だけ拗ねずにちゃんと結果を出すから追いつめ甲斐があります(笑)この日はエッジの効いた守山ダダマにしかできないステージを魅せてくれました 
オイラはとにかく河野の息子とのタマシイ勝負。三歳以下と百歳以上の人間は意味を超えた言語の波動にとても敏感なので、どこまで坊やと繋がり、そこから他のお客様の氣と共に押し広げていけるかに集中。結果なんだかよくわからん祈りを捧げることができましたっ 
ライヴ後軽く打ち上げでワイワイしてから、この日の宿である「こえとことばとこころの部屋"cocoroom"」へ 
代表の上田假奈代ちゃんは、やっぱりすごく長い付き合いの一つ歳上の美人なお姐ちゃんで関西を代表する詩人 
お互いの近況やら、これから先の展望、さまざまな情報交換などディスカッションができて、明日への気合いとラヴが入りました! 
早めに寝ようとお布団にもぐったら、パラパラと雨の音。いよいよやって来たな台風19号・・・ 


~10/13(月/祝)神戸~ 
と、おもったら、あれれ。朝目覚めたら拍子抜けするほどの青空 
しかし、コインランドリーに行ってる合間に適当に入った釜ヶ崎の喫茶店のおっちゃんおばちゃん達から、昼過ぎから電車が止まるから移動するなら早めの方がええで兄ちゃんと熱烈アドバイスを受けたので、午前中のうちに神戸へ~ 
お昼に新開地駅に着いたときには、キャ~嵐!!!おっちゃんおばちゃん、ありがとう(感涙)さっさっと動いといて大正解でしたわ 
共演の音楽家・島田篤さんと電話で協議の結果、交通機関の麻痺、お客様の安全面を考慮して今日のライヴを中止にすることを決定 
でも、また必ずタイミングを見てやりますから、楽しみにしていた皆さん、待ってて下さいね! 
しょうがないから一日のんびりするかあ、なんておもいながらこの日の宿である「yume nomad」へ 
ところがチェックインの際にイカした女将さんとくっちゃべっているうちに、今日は宿泊客も台風で外に出られないからみんなで鍋でもしようかとおもっていたけど、せっかくだから桑原さん、うちでライヴやりましょうよ☆てな話になっちゃった(笑) 
聞けば女将さんも詩が好きで、友だちにも詩に造詣の深い人がいるみたいで声を掛けるとのこと 
こりゃ、やるしかないっスね、どうせ今夜ライヴやる気マンマンだったし~ 
ということで、急遽ゲストハウスのリビングで、日本人と外国人半々くらいの割合のお客様の前でミニライヴを敢行 
送り手も受け手も超新鮮な感覚の状態で詩をライヴしました。これだから旅はやめられません! 
パフォーマンス後、外の暴風雨を尻目に、信じられないくらい絶世の美女(ガチで)たちに囲まれて、詩の話や、いっしょに創作巨編を編み出したりしてキャッキャッキャッ 
イカン!気が付けばもうすぐ朝だ!ちょっぴりだけ、おやすみなさいzzz 


~10/14(火)滋賀~ 
アッという間に嵐は過ぎ去り、そしてこちらのツアーもニャッという間に最終日 
約束の地・滋賀に着いたら、台風一過のあとだからか、う、寒い!こりゃ、ライヴで熱くせねば 
そんな訳でお昼は六角館という公共施設での「第二回マイクパフォーマンス部会」へ出演 
内容は、知的障害者の人たち(主に子どもたち中心)と、とにかくマイクの前でみんなパフォーマンスをしてみようぜ、という超自由なオープンマイク 
二年半前に開催した"第一回"のことを覚えていてくれた子供たちもおり、うれしい再会に興奮 
なんでもありなので、野球選手の物真似からはじまり、歌、アクション、漫才、なんだかわからないが舞台に立ってみるなど、それはそれは美しい表現の原石のキラキラ 
しまいには告白タイムに突入(笑)しかも名乗りを上げたのは女の子二人!! 
一人目のリナちゃんは意中の相手と見事カップル成立☆おめでと~~~ 
ところが二人目のレナちゃんは告白をしたものの相手から「他に好きな人がいます」と返されて敢えなく玉砕。。司会者としてはどうやって励まそうかなと思案していたところ、レナちゃんは気丈にもこう言い放った
「もう一人います」 
スゲエ!もう一人好きな奴がいる!?想定外の展開に唖然としていると、二人目の意中の相手も「ごめんなさい」・・・こりゃヤバい。二人連続でフラれるなんて、いくらなんでも女子のプライドがズタズタじゃないか。レナちゃんの顔を覗くと若干瞳に光るものが、"オッケー、レナちゃん、きみはイカしてるぜ!ここにいる野郎どもに見る目がないだけだよ、気にすんな"とフォローを入れようとしたら、 
レナちゃん「(一人の男の子を指差して)じゃあ、あの人でいいです」 
男の子「(二秒ほど考えて)じゃあ、オッケーです」 
え~~~~~!!!!!カップル成立??? 
ものすごく二人の"じゃあ"が気になったけど(笑)、ま、いっか 
片思い中の皆さん、このレナちゃんを見習って、好きな人にはガンガンアタックしていきましょう!レナベイベ、勇気と適当さをありがとう! 
そんなこんなで奇跡のように真実が渦巻く一人一人と作り合ったライヴは終演。兄ちゃんはまたみんながビックリする詩をつくって帰ってくるから元気でな♡ 
夜は、滋賀が誇る天才変態詩人・八男の「表現鍋@八男邸」へ 
いろいろな世代の表現が浴びられて刺激になったし、途中からオイラの詩をみんなが読む"滝読"がはじまり新鮮でした。もちろん本家としては負けてられねえので、ガツンと強いのをポエッときましたぜ 
年間を通じてさまざまな場で詩をやらせていただいておりますが、この日の滋賀の八男をはじめ、地方都市には独自に面白変異して世界を照らす表現者やコミニュニティが年々増えてきている気がします 
これから先、こういった人や場が、ある個人と宇宙をどうやって結んでいくのか、とても興味があるし、生まれたときからずっと旅をつづけている感覚のある自分にとっても、たくさんのヒントをまたもらえた、そんな今回の関西ツアーでした 
関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました∞ 


滋賀のあと、母一人と猫二匹のいる三重の実家に帰省して家族団らん(でもTVの画面からは地上波初放送「アウトレイジビヨンド」が流れていた)を過ごした翌日、名古屋駅裏のオイラの大好きな憩いのカフェ「ロジウラのマタハリ」で新幹線の時間までお茶しようとおもい入ると、そこに偶然現れたのは歌人の野口あや子嬢!!! 
イベント「乱杭歯」の相棒とのハプニング再会のおかげで、束の間のさぼりんぼモードから一気に、江戸に戻ってからのビジョンが花開いたのでありました 

さあ、永遠より先のポエムに向かって、旅をつづけてまいりましょっ 



* 



旅の途中で 
あなたと出会えること 
心待ちにしております 




詩のオープンマイク 
「"tamatogi"スペシャル」 


2014年11月11日(火) 
開場/18:30 開演/19:30 
(終演予定/22:00) 


◇特別ゲスト 
谷川俊太郎 

◇ゲスト 
ジュテーム北村 
ジョニー大蔵大臣+セクシーパスタ林三(水中、それは苦しい) 
ぬくみりゑ 

◇MC 
イシダユーリ 
桑原滝弥 


◎詩のオープンマイク参加者募集! 
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。 
制限時間一人(組)3分間。自作他作不問。 
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。 
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用可。 
当日開場時18:30~エントリー受付。 
制限人数(組)30名様。エントリー希望者が制限人数(組)を超えた場合は、抽選となりますのでご了承ください。 
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。 


◇料金 
予約/2000円 当日/2500円 
(飲食代別途必要) 
※ご予約のお客様が会場定員に達した場合は、当日券の発行は致しませんのでご了承ください。 

◇会場/お問い合わせ 
代官山「山羊に、聞く?」 
http://yagiii.com/wp/ 
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F 
(代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階。徒歩一分) 
TEL:03-6809-0584 (14:00~23:00) 
MAIL:info@yagiii.com 


~"tamatogi"スペシャルとは?~ 
桑原滝弥とイシダユーリ、二人の詩人主催による詩のオープンマイク「tamatogi」。 
この現在充電期間中の人気ポエトリーイベントが、谷川俊太郎をはじめ、豪華ゲストも登場するスペシャルヴァージョンで一夜限りの復活☆ 
この貴重な機会をぜひお見逃しなく!!! 

2014年10月13日月曜日

「祭の起」開催中止のお知らせ

本日、神戸ビッグアップルで
開催を予定しておりました
「祭の起」は
台風の影響により
中止とさせていただきます

神戸のみなさま
また、日を改めて
かならずやりますので
待っててくださいね!!!

2014年10月9日木曜日

縁側でうたう

こんばんは! 

今宵は 
先月の東北ツアーについて 
すこし書いてみたいとおもいます 

秋の夜長のお供にでも 
のんびりお読みいただけましたら幸いです~ 


* 


おぼえがき 
詩人・桑原滝弥 × 講談師・神田京子 
「夫婦幸福ライヴ2014秋 in とうほく」 


◇9月16日(火) 
初日は宮城・山元町で2ステージ 
まず昼公演は、障碍者の方達が作品を作っている「工房"地球村"」 
地元のコミュニティ放送"りんごラジオ"が生中継をしてくれて、東京では有り得ないその突撃っぷりにいろんな意味でテンションが上がりましたっ 
施設の方だけではなく、近隣にお住まいの皆さんも集まってくれて、なんだかお祭りムードの中でノリノリのライヴとなりました 
最後に会場からのリクエストで、観覧に来てくださっていた藤沢幹久さんの作られた楽曲で、第39回わたぼうし音楽祭・東北で唯一の入選作「1%の希望」を朗読 
初見だったけど、藤沢さんの言葉の力に引き込まれ、あっという間に真っ直ぐな波動が生まれました 
「不安99で 1%の希望 
 消えかかるその画像(イメージ) 
 離さず掴んでいたい」 
夜公演は、おじゃまするのも三度目となる「ナガワ仙台工場内応急仮設住宅」 
尚、この日の2ステージは幻燈ダンス"holon"が特別出演! 
holonは名古屋でそれぞれ"KD japon"と"モノコト"というアートスペースを運営している森田兄弟によるユニット 
弟・こころくんが、昔視聴覚室とかにあったOHPというアナログ投映機で幕にさまざまな絵を写し、そこに兄・太朗ちゃんが影絵となってダンスをする・・・ 
もうかれこれ十年以上の付き合いで何度か共演してきましたが、東北では初 
今回は山元町に伝わる民話「山室明神と蛇塚の松」を、京子が講談、holonが幻燈ダンス、オイラが詩で、再現しつつ絡み合っていくというシュールな内容 
果たして観客のほとんどがご年配の方というナガワの舞台で、一体どんな空気感になるのか若干不安だったのですが、演目が始まるや、まあ皆さん、よくしゃべるしゃべる! 
「あれはなんだべな?」「きれいだ~」「あれ蛇か?」 
これでもかというくらい自由に楽しんでくれて、終いには、 
「よくわかんなかったけど、蛇塚の松に行きたくなったなあ」 
だって∞ 


◇9月17(水) 
二日目は福島の「伊達東仮設住宅」 
今年5月に出演した世田谷・生活工房でのイベントで出会った飯舘村の皆さんが暮らされている仮設住宅へおじゃましました 
とにかくお客さん一人一人の笑いと歓声がエネルギッシュで、まるで映画「ニューシネマパラダイス」の劇中の観客のようでした 
その純な声を聴いていたら、こんなに喜びが爆発するってことは、日常はどれだけ感情を押さえて過ごしているのだろうと、それぞれが生きてきたこの三年半の重みを感じて一瞬グッと来ちゃいましたが、そんなお涙頂戴の安っぽいライヴにしてたまるかいと即座に立て直し、いつも以上の熱~いアクトをブチかまさせていただきました!! 
また、かならず、帰って来ますからね~ 


◇9月18(木) 
三日目は福島・いわきへ 
午前中の公演となったのは、二年前の"タイムカプセル"2012"以来何度もおじゃましている双葉町の皆さんが暮らされている「南台応急仮設住宅"ひだまり"」 
もはや親戚の家にでもあそびにきたかのように錯覚してしまう、そんなあったかさで今回も出迎えていただきました♪ 
二年半、我々夫婦を見守ってくださっている皆さんに、京子の真打昇進を直にご報告することができて本当にありがたくて幸せでした 
これからもまだまだ成長していく姿をお届けしますので、引き続き、このうるさいお騒がせ夫婦(笑)とお付き合いください! 
午後からは、12月に"いわき芸術文化交流館アリオス"で開催される、地元のコミュニティ放送である"FMいわき"主催「神田京子・真打昇進披露いわき公演」のキャンペーン開始っ 
市内にある「赤井中学校」で京子が単独で講演したあと(挨拶がちゃんとしている生徒さんと愛のある先生・ご父兄に感動!)、夜までさまざまな所へご挨拶周りをさせていただきました 
挨拶周りの模様は地元の各媒体に取り上げられたのでご覧になった方もいらっしゃるかも知れませんが、オイラも司会を担当するこの記念公演、近々こちらのブログでも詳細をご報告いたしますが、とにかく盛りだくさんの内容で大変オススメでございます!!! 
帰りにFMいわきの渡辺社長が、震災発生時の局内の状況をいろいろとお話ししてくださいました 
自らも被災しながらも家に帰らずにマイクの前で毎日しゃべりつづけたDJさんは、最後には咽喉から血の味がしたそうです 
それでも、真っ暗闇の中でラジオだけが唯一の情報源の市民に語りつづけることをやめなかったとのこと 
他にもたくさんの貴重なお話を伺いました 
この先も人前に出て何かを表現していく人間として、とても感じ入るものがありましたし、そういったさまざまなことを踏まえた上で、この街で最高におもしろい血の通ったショウをお見舞いするぜ、と決意を新たにしたのでありました 


◇9月19日(金) 
この日は朝からキャンペーン第二弾ということでFMいわきの番組に出演 
収録の「越えてゆこう」と生放送の「グッディランチ」 
どちらも人気番組だということがよくわかる丁寧な作りと自由な表現の許容が絶妙なバランスの内容でした 
出演後、12月公演のCM録りと動画撮影 
FMいわきのスタッフさんはあそび心豊富な人が多くて、おかげでなんだかとっても微笑ましい映像に仕上がりました 
その一部を公開Ìð°õ(²¼)よかったら観ておくれ 
https://www.youtube.com/watch?v=vwPt90s_t_c 
夜は「中之作清航館」へ~ 
建築という観点から地域の風景の保存に関する事業を行い、歴史と文化の伝承に寄与することを目的に立ち上げられた"中之作プロジェクト" 
そのまちづくりのシンボル的な場所である、港町の築200年の古民家でのライヴ 
日本の古い木造のお屋敷は、とても気持ちの良い声の響き方をするので、場の力をいただきながら、いつもとすこし趣きの異なる詩と講談をお届けできた気がします 
こういった素敵なモノと人とを大切にするプロジェクトが、今後さらに実を結んで行くことを願っております 


◇9月21日(日) 
丸一日北上して辿り着いたのは、ツアー最終地となる岩手・山田町 
前回2月の東北ツアーのときに、自分が心の兄貴と慕う"復興食堂やまだ駅"の齋藤秀喜さんに紹介してもらった、"織笠小学校校庭仮設住宅"の皆さんが月に一度開催しているカラオケ大会へゲスト出演 
会場の「山田町体育館」には、参加の方々の手作りの山田町に因んださまざまな舞台セットが! 
しかもそのひとつひとつがどれも面白くてめちゃくちゃクオリティーが高い!! 
この時点でただの街のカラオケ大会ではない予感がプンプン~ 
案の定始まると出てくる人どなたもとても芸達者っ 
しかも3,4曲進むとカラオケとは別に、舞踊、体操、漫談・・いろいろな楽しいコーナーが展開 
構成力抜群で、祭の空気を作っていこうとする姿勢がハンパない 
普段ライヴの企画をしている者として大変感銘を受けました 
だって次の出し物の転換のときに、平均年齢80歳以上のスタッフの人たちが全力で走ってるんだよ!!! 
現場は動かず全体を見ることも必要だけど、いざとなったら速攻ダッシュをかませなきゃ祭は死んでしまう 
そんなことを改めて教えていただきました 
大先輩たち、ありがとうございます 
この感謝の念は、皆さんが発狂するくらい楽しいステージでお返しするしかないと気合い満々で夫婦で臨みました 
結果みんなといっしょに大盛り上がりの千秋楽となりました♡ 


以上、お伝えしたいことはまだまだ山のようにありますが、東北秋ツアーのふりかえり日記でした 
今回のツアーも、キャンペーンを除いて、東北以外のライヴ会場の皆様から託してもらった活動支援金(72,757円)を役立てさせていただきました! 
また各地で宿提供やさまざまな手助けをしてくださった皆様 
その他なにかしら今回のツアーに関わってくれた皆様 
被災地の方々とたくさんの素敵な瞬間を分かち合うきっかけを生み出してくれたすべての皆様に、全身全霊で感謝を申し上げます 

この旅はこれからもつづきます 
なぜなら復興にはほど遠い状態の街がほとんどで、新たな問題も出てきていますし、何よりそこにはもう、自分たちに取ってかけがえのない大好きな"あなた"がたくさんいるからです 
またステージからも、いろいろと生でお伝えしますね 
帰り際にある人がポツリと言ってくれた言葉が、いまでも己の核となる部分に響きつづけています 


「震災がなかったら、出会えなかったんだね」 


* 


【今後の予定】 

10/11(土)19:00~ 
ライヴ「詩人は公○の輪郭にたちあがる」 
会場・京都 公○食堂 
http://ko-en.info/ 

10/12(日)13:00~ 
ライヴ「ブラックサンデー」 
会場・大阪 さばのゆ温泉 
http://sabanoyu.oyucafe.net/ 

10/13(月)19:30~ 
ライヴ「祭の起」 
会場・神戸 BIG APPLE 
http://www.bekkoame.ne.jp/i/big-apple/ 

11/11(火)19:30~ 
主催イベント「"tamatogi"スペシャル」 
会場・東京 山羊に、聞く? 
http://yagiii.com/wp/ 

12/7(日)14:00~/18:00~ 
記念公演「神田京子・真打昇進披露」 
会場・福島 いわきアリオス 
http://iwaki-alios.jp/

2014年10月1日水曜日

"tamatogi"スペシャル

おーい! 
"tamatogi"が帰ってきたよ~ 


* 


詩のオープンマイク 
「"tamatogi"スペシャル」 


2014年11月11日(火) 
開場/18:30 開演/19:30 
(終演予定/22:00) 


◇特別ゲスト 
谷川俊太郎 

◇ゲスト 
ジュテーム北村 
ジョニー大蔵大臣+セクシーパスタ林三(水中、それは苦しい) 
ぬくみりゑ 

◇MC 
イシダユーリ 
桑原滝弥 


◎詩のオープンマイク参加者募集! 
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。 
制限時間一人(組)3分間。自作他作不問。 
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。 
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用可。 
当日開場時18:30~エントリー受付。 
制限人数(組)30名様。エントリー希望者が制限人数(組)を超えた場合は、抽選となりますのでご了承ください。 
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。 


◇料金 
予約/2000円 当日/2500円 
(飲食代別途必要) 
※ご予約のお客様が会場定員に達した場合は、当日券の発行は致しませんのでご了承ください。 

◇会場/お問い合わせ 
代官山「山羊に、聞く?」 
http://yagiii.com/wp/ 
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F 
(代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階。徒歩一分) 
TEL:03-6809-0584 (14:00~23:00) 
MAIL:info@yagiii.com 


~"tamatogi"スペシャルとは?~ 
桑原滝弥とイシダユーリ、二人の詩人主催による詩のオープンマイク「tamatogi」。 
この現在充電期間中の人気ポエトリーイベントが、谷川俊太郎をはじめ、豪華ゲストも登場するスペシャルヴァージョンで一夜限りの復活☆ 
この貴重な機会をぜひお見逃しなく!!! 


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こちら予約は会場受付のみとなっております 
満席が予想されますので 
ご興味ございます方は 
早めのお問い合わせをお勧めします 


ところで自分は
詩のオープンマイク主催者として 
年に一度は他所様のオープンマイクにエントリーして 
参加する皆さんの気持ちに立ち返るようにしているんですが 
今年は先週土曜に
蛇口氏主催 「ことばし~れ」@新宿ゴールデン街・GARDENへ 
行ってまいりました 

やっぱり通常のステージとは
異なる緊張をしますし 
恐かったり自分に腹が立ったりもしますが 
それと引き換えに
随分と得体の知れないキラキラを 
もらえたりもしましたっ 
「ことばし~れ」ありがとう! 


11/11(火)はそんなキラキラを具現化して 
ご来場の一人一人に還元していきますので 
ご期待あれ~~~ 

当日は、各々の感じる最高の詩を身に宿してお集りください



さ、本気であそびましょっ∞