2015年4月25日土曜日

シェルスクリプトマガジン

こんにちは 

いよいよGWですわね? 


オイラは 
4/29(水)~5/6(水)まで 
東海地方を中心に 
いろんな施設やイベントで 
ライヴ三昧でございます☆ 

残念ながら 
関係者のみ観覧可能な催し物がほとんどのため 
なかなか一般入場していただけないのですが・・・ 


一ヶ所だけ! 
目撃オッケーな宴があります! 


今年一月に地域のインフルエンザ流行のため 
開催延期となっておりました下記イベントです 
三ヶ月のタメを効かせた分 
大爆発いたしますのでお楽しみに~ 




詩人・桑原滝弥 × 講談師・神田京子 
「夫婦幸福ライヴ2015 in 多治見」 

2015年4月30日(木)
開演/14:00 

会場/ハイリタイヤー多治見 
(岐阜県多治見市田代町二丁目34) 
http://kaigo.homes.co.jp/facility/detail/f=36333/ 

入場無料 
※施設外観覧希望者は要事前予約。 

【お問い合わせ】 
TEL:090-8545-2708(詩人類) 



 



さてさて、そんなGW中、 

ライヴでは会えない人とも 
誌面でなら会えますよ! 


というわけで 
本日(4/25)発売の 
主にコンピューターに関する 
技術や情報を取り扱う雑誌 
「月刊シェルスクリプトマガジンVol.25」 
(USP研究所・定価500円+税) 
にオイラの詩が掲載されております 


まさかITやらプログラミングやらに関連する媒体に 
超アナログ人間の自分が 
詩を書くことになるとは夢にも思っておりませんでしたが 
読んでみるとさっぱりわからない所もあるけど 
非常に興味深い記事があって面白いっ 

しかもコンピューターと詩という違いはあれど 
ある特化した目的を有する言語ということで 
自分の創作法との共通性がいっぱいあってびっくり! 
ヘタなポエムを読んでいるより 
こりゃ全然刺激的でいいわ♪ 

サーバー管理者やプログラマーはもちろんのこと 
詩や哲学やライフスタイルに関心がある人にも意外とオススメです 
ご興味ある方は書店、及び、下記よりお求めください~ 
https://www.usp-lab.com/pub.magazine.html 


ちなみにこちらの雑誌への詩の執筆は 
なんと連載!!! 

これから先どんな変化が 
己に訪れるのか異様に楽しみでもあります 
ただ予感としては 
コンピューターに親しめば親しむほど 
ある部分がより原始人化する気がしております 
そんな進化と退化の逢瀬スパークに 
今後共ご期待ください∞ 


それでは皆様、 
よき黄金を~~~ 




東京スポーツを 
スマートフォンの大きさに畳んで 
読む 
読み聞かせる 
世界中の 
今日一日生き延びた 
野良どもへ向かって 

【シェルスクリプトマガジン掲載詩「いんたーねっと」より抜粋】 

2015年4月17日金曜日

未知満ちベルリンへの道

水曜日は 
新生tamatogiへ 
たくさんのご来場をいただき 
本当にありがとうございました! 


なんでしょう? 
ずいぶん柔軟な夜だったという印象があります 
初めて足を運んでくれた人も多かったのに 
演る側と観る側に不思議な信頼関係が生まれていて 
何をやってもオッケーな世界が 
そこにはありました 

それはこれまでのtamatogiで 
ずっと目指してきた部分でした
これからはさらに身も心も柔らかくして 
グニャグニャになって溶け入って 
いまを生きるぼくやきみやだれかの 
核心が浮かび上がり 
輝いたらいいな 
なんておもっております 

でも集ってくれるみなさんには 
”そんなこたぁ知ったこっちゃないぜ”と 
己がそのときに一番詩だと信じる 
自由な表現を発しに 
そして味わいに 
気軽にあそびに来てもらえたらと願ってもおります 


スペシャルゲストの 
神田茜先生の講談にも 
めちゃくちゃ感動いたしました 
代々伝えられてきた話芸の本質に裏打ちされた 
あの日あの時あの場所でしか出せない表現 
しかもそれがあの独特の間(ま)から放たれるのですから 
まさに"ライヴ"でした 

そんな茜先生の書かれる小説は 
リアルな時代の中を 
"ほのぼのさ"と"残酷さ"が 
手を取り合って踊り出すような 
普遍で不屈のエンターティメント 
そんなふうに自分は感じております 
とにかく読み始めると止まらない面白さのなのよ! 

最新刊は「しょっぱい夕陽」(講談社) 
興味のある人はぜひ手に取ってみましょ~ 
http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/shoppaiyuuhi/ 


そんなワケで 
再スタートを切りました新生tamatogi 
次回は7/15(水)19:30~です 
お待ちしておりま~す☆ 


 



さて、以前このブログでも 
お伝えさせていただきましたが 
8月にドイツ・ベルリンへ 
いってまいります 


tamatogiでもみなさんの度胆を抜いてくれた 
日本が誇る音楽家・ゆび きたす氏主催の 
「第3回多次元フェスティバル ~全方向多次元共演体験~」 
http://tazigenfestival.jimdo.com/ 
への出演のためなのですが 
こちらの日本側の出演者が一堂に会する 
プレイベントが来月東京で開催されます 

この日はソロパフォーマンス以外に 
ベルリンでの本フェスティバル同様に 
共演のみなさんと一緒に特別なショウをお届けします 

通常では起こり得ないことが 
必然としてこの夜 
現出いたします 


どうぞお見逃しなきよう 
多次元の領域へ 
お越しくださいませ 





「第3回多次元フェスティバル・プレイベント in 日本」 
~未知満ちベルリンへの道~ 
http://tazigenfestival.jimdo.com/pre-event/ 


日時: 
2015年5月14日(木) 

開場 午後6時30分 
開演 午後7時30分 

会場: 
音楽実験室 新世界(東京・六本木) 
〒106-0031 
港区西麻布1-8-4 三保谷硝子B1 
(最寄り駅:日比谷線六本木駅2番出口) 
TEL:03-5772-6767 FAX:03-5772-6797 
http://shinsekai9.jp/ 


内容: 
ドイツのベルリンにて8月7~9日の3日間に渡って行われる「 第3回多次元フェスティバル」の特別プレイベント。 
日本の出演者を一堂に会しての超豪華コラボレーションを体験して下さい! 
ベルリンでのフェスティバル本編と同じく、人間の身体とキャンバス、筆、 アコースティック楽器のみでパフォーマンスを行います。 
音楽家、舞踊家、詩人、画家、 作曲家という多ジャンルの出演者達が絡み合いながら全体で一つのショウを生み出します。 

<出演> 
古澤侑峯(地歌舞・源氏舞、舞手) 
伊藤清泉(画家) 
桑原滝弥(詩人) 
山口弘平(テノール) 
山口郁恵(チェリスト) 
UBI Quitous ゆび きたす 遊日 氣多寿(フェスティバル創始者、音楽家) 
<楽曲提供> 
斉藤友秋 
<DJ> 
魅惑のクニオ♂ 


チケット: 
予約 ¥3,000+ドリンク代 
当日 ¥3,300+ドリンク代 

前売り予約電話(公演前日の5月13日まで) 
03-5772-6767(受付時間:15:00~19:00) 
公演日(5月14日)、希望枚数、お客様のお名前、 ご連絡先をお伝えください。 

インターネット予約(公演前々日の5月12日 24時まで) 
http://shinsekai9.jp/ticket/

2015年4月3日金曜日

たまとぎのあゆみ

はじめに言葉ありきで 
「たまとぎ」という響きが浮かんで 
その名前でイベントをやりたいとおもったのが 
いまから15年前 


数年寝かしたのち 
2004年6~9月にかけて 
名古屋・鶴舞のKD japonで開催したのが 
詩のオープンマイク”tamatogi”の最初 

名古屋とそれ以外の地域から 
ゲストを各一名ずつ呼んで 
回を重ねるごとに参加者も動員も増えて 
このまま続けてほしいという声もあったけど 
基本的に手弁当で運営していたので 
東京から毎月通うのは困難で 
それに名古屋の後輩たちが 
新たなイベントを立ち上げて 
勝手に世界をつくっていってほしいというおもいもあり 
当初の予定通り全四回で終了 


翌年単発で一回だけ名古屋で開催したものの
それからまた数年が過ぎて 
詩人のイシダユーリさんと 
長電話してくっちゃべっているときに 
"オープンマイクやりたいね" 
と盛り上がりはじまったのが 
2009年1月スタートの 
東京・百人町での”tamatogi” 

こちらも月一回開催で 
参加者の声を聞きながら 
ユーリさんとあれこれ試行錯誤を繰り返して 
半年を過ぎたあたりから 
イベント独自のノリが生まれ 
とっても楽しかったんだけど 
会場のTHE GHETTOの閉鎖に伴い 
アッという間に10ヶ月間で終了 
最終回にはすごい数の人がエントリーしてくれて 
惜しんでもらいつつも散開っ 


またもや空白の日々を過ごしていたところ 
”うちでやりませんか” 
と声を掛けてくれたのが 
space turboのオーナー・Kenさん 
こうして2010年6月から 
昨年の8月までつづいた 
東京・円山町での”tamatogi”へ 

ここからは二ヶ月に一度の開催で 
場所柄通りすがりの外国人旅行者が 
飛び入りエントリーしてくれることが多く 
またKenさんの飼っている犬・ビエン&マニーが 
イベント中にウンコをしはじめたりして 
中断することもしょっちゅうで 
そのメチャクチャさを 
たくさんの人に愛してもらったんだけど 
会場閉鎖により4年2ヶ月間で終了 


しばらくゆっくりしようかな 
なんてユーリさんに話してたら 
これからの会場となる 
東京・代官山の山羊に、聞く?の 
スタッフさんが興味を持ってくれて 
その流れで昨年11月に開催したのが 
谷川俊太郎さんに特別出演していただいた 
”tamatogiスペシャル” 

そして、、、
いよいよ 
本年4月15日より”新tamatogi”が開幕!!! 



・・・と、ここまでの 
”たまとぎのあゆみ”を 
ざっくりと振り返ってみました 

その時々の会場のスタッフさんと 
足を運んでくれた参加者と観覧者のみなさん 
それからいつもクールな視線で
あたたかく付き合ってくれている 
受付のかほりと
イシダユーリさんのおかげで 
15年前にひょっこり浮かんだ
言葉が言霊となり 
現実をつくりつづけてきました 


いろんな夜がありました 
喧嘩もしたし 
やりきれない瞬間もあったし 
世界でいま一番面白いと誇れる 
詩が立ち現れたりもしました 

いろんな人が来てくれました 
伝説のアクトもあったし 
大丈夫かな?って心配になる涙も見たし 
本当にオープンマイクだから生まれる 
詩を体感させてもらいました 

たくさん、たくさん、たくさん・・・ 


”tamatogi”はこれからも 
自由な詩の場でありつづけます 
極限の緊張にも 
至福の緩和にも 
日々の弔いにも 
対応できるイベントを心掛けてまいります 

一見さんも常連さんも 
命懸けの表現者も 
一日だけの詩人も 
間違えて来ちゃった人も 
どいつこいつも大切に 
愛をもって突き放します 


百人町での”tamatogi”のときに 
はじめて参加してくれた男の子に 
「スゲー楽しかったっス! 
 ところで"tamatogi"ってどういう意味なんスか?」 
と聞かれたので 
「わかんねえな 
 自分でかんがえたら?」 
と返したら 
翌月こんな詩をつくってきやがったこともありました 
~「タマトギ」不可思議/wonderboy~ 
https://www.youtube.com/watch?v=mwTZdj9-NEc


どうぞ、これからもよろしくお願いいたします 

さ、あそぼ∞ 



* 


詩のオープンマイク 
「tamatogi」 


2015年4月15日(水) 
開場/18:30 開演/19:30 



◇スペシャルゲスト 
神田茜 


◇MC 
桑原滝弥 
イシダユーリ 


◎詩のオープンマイク参加者募集! 
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。 
制限時間一人(組)5分間。自作他作不問。 
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。 
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用可。 
当日開場時18:30~エントリー受付。 
制限人数(組)20名様。エントリー希望者が制限人数(組)を超えた場合は、抽選となりますのでご了承ください。 
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。 


◇料金 
1500円 
(飲食代別途必要) 


◇会場/お問い合わせ 
代官山「山羊に、聞く?」 
http://yagiii.com/wp/ 
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B1F 
(代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階。徒歩一分) 
TEL:03-6809-0584 (14:00~23:00) 
MAIL:info@yagiii.com 


☆詩のオープンマイク「tamatogi」とは… 
桑原滝弥とイシダユーリの二人の詩人主宰による、参加者が詩だと感じる表現なら形式は問わない自由度の高いオープンマイク。 
主宰二人が醸し出すイベントの雰囲気が評判を呼び、これまでに有名無名を問わず、さまざまなジャンルや地域や意識を持つ人々がエントリーして、たくさんの交流が生まれている。また、観覧のみを楽しむ観客が多いイベントであることでも知られている。 
三ヶ月に一度、1、4、7、10月の第三水曜日夜に開催。毎回各界で活躍中のスペシャルゲストが登場する。 


【スペシャルゲスト・プロフィール】 
神田 茜(かんだ・あかね) 
北海道帯広市生まれ。1985年、講談師の二代目神田山陽門下に入門。 
1995年、真打に昇進。女性の心情を面白く切なく語る、独自の新作講談で人気を得る。 
2010年、小説「女子芸人」で第6回新潮エンターテインメント大賞を受賞(選考委員は三浦しをん氏)。 
その他の著作に「好きなひと」「ふたり」「ぼくの守る星」「しょっぱい夕陽」など。 
http://kandaakaneakanesasu.cocolog-nifty.com