2015年1月29日木曜日

奇跡の軌跡

皆様、おはこんばんちは!
お元気ですか?

オイラはあいかわらず
幸福な激動の中を
過ごさせていただいております


今日はちょいと
そんな有り難き日々から
最近のライヴの模様を
振り返ってみたいとおもいます~





◇1/18(日)
「朗読会 ことば飛ばせ」
 埼玉・熊谷 BARすごもり

昨年二月、大雪のために延期となってしまったイベントが、一年近い時を経てようやく開催!
詩兄弟・蛇口と、熊谷朗読界のチャーミングなカリスマ・さいとうあつこさんと、朗読三昧なステージを展開
芝居でも、音楽でも、ダンスでも、現代アートでも、とにかく他の何かしらの表現でもなく、朗読でしか降ろせない言葉があって、この日はそんな言葉たちが飛びまくっておりました
さいとうさんが代表を務める朗読教室の生徒さん・新田恵子さん、神田敏子さん、栗林満子さん、神澤實枝子さんも、それぞれステキな器となって独自の声を響かせてくれました
あったかさと緊迫感が絶妙に混ざり合って、"朗読なんて退屈そう"と思っている人にこそ観てもらいたかったイベントでした
おかげさまで大好評につき、どうやら来年もこの企画は継続開催される見通し~♪
今回も都内から駆けつけてくれたお客様がチラホラいらっしゃいましたが(感謝!)、ご興味ある方はぜひ次回、朗読ならではの醍醐味を味わいにいらしてください。いま、北関東が熱い!!!



◇1/24(土) 
「神田京子 真打昇進披露興行 今池版」
名古屋・今池 千種文化小劇場

三十六房を知らずして少林寺は語れないように、今池を知らずして名古屋を語るなかれ!
そんなリュー・チャーフィーもびっくりな、名古屋ミックスカルチャーの殿堂・今池。これまで世界中あちこち行かせてもらっておりますが、こんなにもメチャクチャで、カラっとした情の溢れる面白い街もございません
昔出た"今池まつり"なんて、犬のファッションショー➡オイラの詩のライヴ➡つぼイノリオさんのショー、というラインナップだったことがある。しかも他のステージでは、原爆オナニーズのライヴや、今池プロレスの試合や、チンドン屋の行進が行われ、それをマニアックな客層だけでなく、商店街や地域の老若男女が楽しんでいるという、夢のような馬鹿騒ぎっぷり☆
そんな今池の人々が「こりゃ、今池が京子ちゃんのお祝いをせんといかんがね!」と催されたのが、この日のうちのカミさん・神田京子の真打昇進披露興行
当然、普通の披露興行になどなるワケはなく、ご当地今池スターのみなさんによるお祝い演舞が大爆発!今池ヴァイオレットさんの軽妙なMC(よ、名調子っ)、Sailorsのチアリーディング(子どもたちのひたむきな演技に涙)、エレガント浜田さんの歌謡ショウ(今池を代表するエンターティナーにドキドキ)、マイケル・ジャクソン専門パフォーマンスTeam D.O.Mのスリラー(イマイケルったらブラボー)、ノリパンの韓国朝鮮伝統芸能(ダイナミックな舞踊と打楽器に興奮)と、これは一体何の会だったのか思わず忘れてしまいそうになるほどのカラフル寄せ鍋
そんな中、オイラも祝いの詩を披露させていただき、そして、京子の師匠である神田陽子先生が講談「名人 小団次」でビシっと締めてくださいました(とんでもなく華があってイカしてました!!!)
仲入りをはさんでのお祝いの披露口上では、この日の会の主催をしていただいた今池商店街連合会より坂本光弘様、松谷良一様、纐纈秀夫様、平井成明様、白石カズヒロ様の各代表の方々、今池まつり実行委員長でライヴハウス「TOKUZO」店主の森田裕様、元・ぴあ編集長で現・家鴨の編集舎代表の演劇記者・小島裕未子様、東海ラジオアナウンサーの源石和輝様から、お祝いのお言葉を頂戴したのですが、これがまた抱腹絶倒の面白さ!オイラが司会を担当させていただいたのですが、観客として聞いていたいくらいのラヴリーなスピーチの連続で、ものすごく感動しました。最高です。ありがとうございました。今池万歳っ
最後は新真打・京子による講談「忠臣蔵 南部坂雪の別れ」を、この夜にしかできない形でお届けさせていただき、無事終演となりました
とにかくお客様や関係者の皆様があったかくて、この先もっと精進をして、必ず恩返しをしたいと夫婦共々決意を新たにした次第でございます。これからも末永くよろしくお願い申し上げます
最後に、全体の総監督を務め上げ、何ヶ月も前から準備をしてくれたパシリッツ・ハヤシイズミさんに全身全霊で礼♡



◇1/25(日) 
「神き降ろ詩+H ~阿呆への旅~」 
滋賀・長浜 VOCEミュージック/カルチャースクール 

滋賀が誇る変態詩人・八男の新春ライヴにゲスト出演
地方には時折とんでもないキチガイ(最上級の褒め言葉)が潜んでいて、その最たる存在が八男かも知れませぬ
この日も、どうかしているパフォーマンスの連続で、観るものの生気を奪い、強烈な妖気で蘇生させて、最終的にみんなを新鮮な笑顔に変えて送り出しておりました
う〜む、深いな"阿呆への旅"。さすが元芸人で、大空テントさんの弟子なだけはある狂い咲きっぷり。東京とかにいたら、スーパーカルトアイドルになっているのかも?
そんなワケで皆様、八男の名を、魂のかどっちょにでも小さく殴り書きしておきましょう。あとあと大損をしても、保証はいたしかねますが!
オイラは、いつものように、いつもとちがう、メチャクチャな詩で応えました
普段、詩に触れることのあまりないお客様ばかりみたいだったのですが、各々心の深いところで楽しんでくれているようでした
途中オープンマイクのコーナーをはさんだのですが、エントリーしてくれたのが詩のパフォーマンス人生初体験の方ばかりで、とっても純粋で、空間がどんどん詩で満たされていきました
ラストに読んだ詩の、聴かせ所の大事な部分で、小学三年生の男の子が一緒になって声を出しはじめて、一瞬どうしようかなと思ったのですが、よくよく聴いてみると音感がよくて、結果豊かなパフォーマンスになったので、このままさらって帰って詩芸を仕込もうかなと真剣に考えてしまいました(笑)



◇1/26(月) 
「詩人桑原滝弥presents 深呼吸墓SHOW」 
名古屋・鶴舞 KDjapon 

音楽家・島田篤さんと、幻燈ダンスholonと、オイラという、異なるジャンルの三組によるコラボレーション世界初演
それぞれ十年以上の付き合いで、何度も共演させてもらっており、大好きな表現者であり、大切な友人、というかお兄ちゃんたちなのですが、島田さんとholonの二人、そしてオイラが絡んだら一体どうなるだろうかと、三年前くらいにフト閃いて、それ以来ずっと一人で妄想していた企画だったのです
面識はあるものの、お互いの出し物をちゃんと観たことがなかった島田さんとholonに、原稿と構成表を送り、文字通りぶっつけ本番で迎えたこの日のステージ
蓋を開けてみれば、繊細さと大胆さが幾重にも重なり、音と絵と舞と詩がうねりだして、最後の一瞬、光になって消えていった・・・そんな印象が残っています
相当な技量を持つ二組に支えらえれて、無我夢中でやりましたので、細かな部分はまだあまり思い出せないのですが、帰り際のお客様の顔がキラキラしていたので、やってよかったと思いましたし、"また、やろう"と決めました
京都と名古屋と東京という、みんなバラバラの街に住んでおりますので、次回がいつになるのかはすこし時間がかかるかも知れませんが、ご興味のある方は楽しみに気長に待っていてくださいませ☆
チラシに広がりのある絵を描いてくれたチャーリー・ホッパーくん、デザインをしてくれたモモジくんにも改めて感謝申し上げます
尚、終演後に残ってくれていた方々にはちょっぴりお伝えしましたが、反響の多かったライヴのラストに島田さんが唄われた曲「祭の起」は、オイラ作詞/島田さん作曲によるものです
島田さんのソロライヴなどでもこの作品は唄われておりますので、また聴きたいという方や、これから聴いてみたいという方は、是非会場へ足を運んでみましょ〜
島田篤さんのブログ「shimalog」https://shimalog.wordpress.com/ 





てなことで
ここ最近のライヴ風景を
振り返ってみました

もちろんここには書けなかった
たくさんのスタッフさんや支援者の皆様
各会場関係者や制作担当者の方々がいてくださって
はじめてこのような奇跡の軌跡な
ショウを生み出せたのですから
本当に感謝感激しておりますし
目立たないけど美しい仕事を全うしていただいた
お一人お一人を心から誇りに思っております

これからもっと
つよい詩人になって
皆様に愛のお返しに上がれるよう
にゃんばります




本当に有り難うございます∞




さてさて、
そうこういっているうちに
来週月曜(2/2)20:30〜は
SPRIT@RUBYROOMにゲスト出演


寒さなんかぶっ飛ばしてやるから
詩の現場へきみもカモン〜〜〜