2018年12月26日水曜日

クワクワ・ホッパーとチャーリー・タッキー22

さあ 
まちがいさがしだよ 

このなかから 
ほんとうにただしいあやまちだけを 
みつけだしてね 

せいかいはあるけどないから 
あまったれないで 
わらえ 


https://twitter.com/kakukakuyo/status/1077593133683171328?s=21

2018年12月19日水曜日

『俊読 2019』出演者発表第三弾!!!

さあ、 
寒さに負けず 
勝ちもせず 
Let'sダチ公になって 
この冬を乗り切ろっ 

というワケで 
来年5/26(日) 
札幌で開催の『俊読 2019』 
第三弾となる出演者を発表させていただきます 

今回は 
札幌でとっても大人気な 
二組となります~ 




* 



★俊読2019出演者★ 



”仔羊亭たいよう” 

落伍者にして落語者と自称。1970年東京生まれ。人生の落伍者として真っ直ぐに捻じ曲がりながら成長。故あって2000年に札幌に来て、故あって2009年の夏から“仔羊亭”の名前を拝借して落語者としても活動をスタート。年に数回はプロの師匠の前座として高座にあがるものの、ライブハウス等でロックのイベントへ隙間産業として参戦することが増えたため、2014年頃からスタンダップ落語の・ようなものへスタイルを移行。ここ数年は札幌市内はもとより、道内各地でも落伍者として活動中。 



”うさぎとつくね” 

朗読家の兎ゆうと、音楽家のつくねが俊読のためにユニット結成。 
兎ゆう:札幌市在住。朗読家、絵本セラピスト®。第5回JILA朗読コンクール<文芸部門>第1位、<詩部門>第2位受賞。谷川氏の作品を中心に朗読や解説を行う「絵本と詩の朗読会」(於:俊カフェ)を毎月開催する他、朗読会や大人向けの読み聞かせイベントを多数主催。2018年1月には、谷川俊太郎&DiVaコンサートで司会を務める等、司会・MCとしても活動。詩人としての顔も持つ。国際芸術連盟朗読家会員 
つくね:1964年生まれ、神戸市に育つも雪国に魅せられ、現在は札幌在住。大学在学中に日本の民俗芸能に出会い太鼓・篠笛の演奏を開始。太鼓、篠笛、チャッパ、カホンやシンバル・タンバリンなどの打楽器、口琴やスィンギンクボールなどの民族楽器などの演奏も行う。また、ボーカルとして歌うことも。ソロのほかジャズやオペラ、朗読と音楽のユニットなどで演奏。 




* 



ね! 
落伍者に兎につくねって… 
なんだかわかんないけどスゴそうでしょ? 
YES!実際スゴいんです 

”仔羊亭たいよう”さんは 
安定と狂気、少年とゾンビ、祝いと呪い… 
一見相容れないようなものを共存させた 
孤高のピン 

”うさぎとつくね”のお二人は 
兎さんが朗読、つくねさんが音楽担当なのに 
聴いているとその逆のような印象すら抱かせてくれる 
不可思議なユニット 



二組とも 
「俊読オープンマイク」にエントリーしてくれて 
観た瞬間に強いインパクトと 
なんとも名状しがたい切実なものを感じて 

このひとたちに出てもらうなら 
このこのひとたちに 
どう取り組んでもらうかによって 
今回の俊読の 
カラーや方向性が鮮明になるんだろうな 

とある種の覚悟をしてから 
出演のお願いをしました 



ま、オイラもヘンタイかも知れないが 
このひとたちも相当なタマだってことでございます 
本番当日ご来場されるお客様は 
どうか楽しみにしていてくださいね 

欲張りな引き算が出来たらいいな~~~ 




* 



『俊読 2019』 

5/26(日) 
会場・札幌Fiesta 


”この国の子どもたちは、皆この男の詩を読んで大きくなった” 

日本でもっとも愛されている詩人・谷川俊太郎の作品を 
さまざまな表現者が独自の解釈/方法でパフォーマンスする 
スペシャル・トリビュートLIVE第11弾☆ 


<出演> 
文月悠光 
うさぎとつくね 
仔羊亭たいよう 
しまちち 
ハル 
and more… 

※チケット発売は4月中を予定。 


『俊読 2019』Facebook専用ページ 
https://www.facebook.com/SHUNDOKU2019/?modal=admin_todo_tour 




* 



年明けには 
第四弾となる 
出演者を発表いたします 

次回は 
オープンマイクからではなく 
オイラと俊カフェ・古川さんで話し合って
お願いした方になります 
ご期待ください 

ちょっとだけ予告しちゃうと… 



ついに 
あの歌姫が 
俊読に降臨です!!!

2018年12月14日金曜日

クワクワ・ホッパーとチャーリー・タッキー21

ひとりで立つ 
ひとりが立つ 
ひとりと立つ 
ひとりに立つ 
ひとりは立つ 

ひとりよ 


https://twitter.com/kakukakuyo/status/1073253370805157888?s=21

2018年12月11日火曜日

PATCH WORDS

日曜日は 
「tamatogi 2018」へ 
たくさんのご来場を 
誠にありがとうございました 



ゲストの寮美千子さんの 
壮絶でチャーミングで 
闇を知るものだけが照らせる 
光のような講演 

本番でも話しましたが 
寮さんの講演は 
一回だけでなく 
二回、三回と聴いていくと 
さらに深い発見があることに気づきました 

まだのひとはもちろんのこと 
今回聴いていただいた方も 
機会があれば、また、ぜひ! 



それにしても 
膝を痛められての 
車椅子での長時間移動のあとに 
あの熱の込もった講演をしてくれて 
休憩中も書籍を購入したお客さんに 
丁寧にサインをされて 
さらに衣装替えをして 
ひとりのオープンマイク参加者として 
ボリス・ヴィアンに捧げる詩を 
ジャジーでロックな形で朗読し 
打ち上げでは関係者・お客さんの区別なく 
気さくに本気でコミュケーションを取られ 
最高の笑顔で嵐のように帰っていった 
寮さんの生き様 

詩というものが持つエネルギーを 
体言されているような彼女の 
その熱はどこから生まれてくるのか 
これからどこへ向かおうとしているのか 

とても 
とても気になります 
ご興味のある方は 
ぜひ下記をチェックしてみてくださいね 

◇寮美千子HP”ハルモニア” 
http://ryomichico.net/ 



そしてオープンマイクに参加された 
計30名のパフォーマーの方々と 
そのすべてに対して単なる受け身ではなく 
詩のエッセンスを注ぎ込みつづけてくれた 
たくさんのお客さん 

ずっとオープンマイクをやってきて 
気がつけば ついに 
こういう空間を生み出すことができていたことに 
不思議な まるで 
新しい詩を書き終えたときのような 
心持ちでいます 

自分が言い出しておいて 
自分でも想像もしていなかった境地に 
イベントが至っていることに 
単純に驚いていて 
しあわせです 



個人的な話をすると 
ライヴ自体は 
大晦日まで予定が入っているのですが 
一般公開されるステージは 
このtamatogiが 
今年最後でした 

そのせいか 
オイラにとっては 
今年一年駆け抜けてきた 
集大成のようなイベントとなりました 

自分のよいところだけじゃなくて 
わるいところもいっぱい出ていて 
そういう点ではものすごく反省していて 
今後いかに生きるかを真剣に問いつめておりますが 
ただ、それもふくめて 
それを超越していくような 

そこに集ったひとりびとりで 
生み落とせた 
そんなtamatogiでした 



いつもごまかさずに 
向き合ってくれて 
この日も変わりつづける部分と 
変わらない部分のせめぎ合いのなかから 
最高に不格好で 
イカした朗読をぶっ放した 
共同主催のイシダユーリ 

影の全力で支えてくれた 
受付とチラシ製作のかほり 
舞台担当の大槻遼平 
寮美千子事務所の松永洋介さん 
ロクリン社の中西洋太郎さん 

はじめての詩のイベントを快く受け入れてくれて 
心の込もったおもてなしでお客さんを迎え入れてくれた 
松下さん、藤井さん、アユミさんをはじめとした 
会場・シルクロードカフェのみなさん 

「詩って、こんなにおもしろいんですね!?」 
終演後おそくまで興奮して喜んでくれたこと 
オイラのこの日の勲章です☆ 

何よりも 
このtamatogiに集ってくれた 
よく知らない 
でも、だからこそ 
深いところでつながれた 
あなた 

そして 
このイベントに 
たしかなる息吹をふきこんでくれた 
ゲストの寮美千子さん 

ほんとうにありがとうございます∞ 



惜しむらくは 
tamatogiを楽しみにしていたのに 
さまざまな事情で 
当日来られなかった 
ひとのこと 

そういう方が結構いらしたとおもうのですが 
どうすることもできないし 
しょうがないのですが 
でも、やっぱり、 
こんだけいいイベントになればなるほど 
そのことがメチャクチャ 
くやしいです 
だから 
また 

tamatogiやります!!! 

いつ 
きみが帰ってきても 
そして、また、 
旅立って行ってもいいように 
日々のtamatogiを重ねながら 
来年の「tamatogi 2019」のステージを開きます 


これからも何卒 
よろしくお願い申し上げます 




※当日の本番の模様や 
 終演後に残っていてくださった 
 みなさんとの集合写真は 
 下記のFacebook専用ページに掲載されています 

『tamatogi 2018』Facebookイベントページ 
https://www.facebook.com/events/1814997015264416/?ti=ia 




* 



さて 
ここからは来年の話 
鬼よ、笑えっ 

来年一発目の 
一般公開されるライヴは↓ 

tamatgiにも来てくれた 
大島健夫さん、川方祥大さんによる 
渾身の企画 

主催のふたりを除けば 
面識はあるけれど 
ガッツリ共演するのは 
はじめてな方々ばかり! 

とっても楽しみなので 
とっても初暴れ… 
ヤらかしちゃいそうです 


よっしゃ 

新しい風 
吹かすぜ~~~ 




* 



PATCH WORDS 
2019年1月12日(土) 
千葉市生涯学習センター 小ホール 
(JR千葉駅より徒歩10分) 


出演者(敬称略) 
【POET】 
桑原滝弥 
橘上 
浅葉爽香 

【Singer】 
小林徹也 
内藤重人 
中川テツタ 


15:30 開場 
16:00 開演 
20:00 閉演 

入場料 
予約:1,500円 
当日:2,000円 
(入退場自由) 

座席数 
75席程度 

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■当日タイムスケジュール■ 
15:30     開場 
16:00     開演 
16:00~16:10 オープニング_主催者によるアクト 
16:10~16:40 中川テツタ 
16:45~17:15 浅葉爽香 
17:20~17:50 内藤重人 

17:50~18:10 休憩 

18:10~18:40 桑原滝弥 
18:45~19:15 小林徹也 
19:20~19:50 橘上 
19:50~20:00 エンディング_主催者によるアクト 

20:00     閉演 

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■ゲスト紹介■ 
◆桑原滝弥 
詩人。1971年三重生まれ。現在東京在住。 
演劇・音楽・パフォーマンス活動を経て、1994年、詩作を開始。 
処女作『えりなのプロフィール』は、新潮文庫『あなたにあいたくて生まれてきた詩 / 宗左近・選』に収録。 
以降、「あらゆる時空を" 詩 "つづける」をモットーに、紙誌、舞台、映像等、様々な媒体で作品を発表。 
詩の朗読(ポエトリー・リーディング)イベントや、言の葉Tシャツの製作などの企画も多数手掛ける。 
海外での活動や、妻の講談師・神田京子との詩芸ライヴ、他ジャンルとのコラボレーションも積極的に展開。 
東日本大震災被災地の歌『たしかなる風 ~ふるさと久之浜~』を作詞(作曲・谷川賢作)。 
著書に詩集『花火焼』、写真詩集『メオトパンドラ』他。 詩芸企画『詩人類』代表。 
http://shijinrui.blogspot.com/ 


◆橘上 
1984年生まれ。 
詩集「複雑骨折」(2007)、「YES (or YES) 
(2011)ともに思潮社。 「うみのはなし」(2016年・私家版)。 
電子書籍詩集「かなしみ」(2014・マイナビ) 
バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。 
2013年 第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト『a poem written by 5 poets at once』に参加。 
2013~2016年にスロヴェニア・スウェーデン・ベルギーの詩祭に参加。 
2016年より本を読まない朗読会「NO TEXT」を始める。 


◆浅葉爽香 
自己肯定 


◆小林徹也 
路傍音楽家 
1974年、三重県尾鷲市生まれ 
世界の街角で演奏を続け道行く人と笑顔を交わす。 
昨年秋にはシングル「名前のない旅人」を携え東北巡礼の旅へ。道中、龍が付いている、との指摘をうける。 
同曲はピーター・バラカン氏のNHKラジオ番組Weekend Sunshineで取り上げられる。 
https://www.tetsuyakobayashi.net 


◆内藤重人 
音楽と言葉と共に精力的に活動中。 

内藤重人(@naitoshigeto) 
ThreeQuestions (@3Qofficial) 
PAJAMARZ(@PAJAMAJAPAN) 
The creature(@creature_japan) 


◆中川テツタ 
新潟県佐渡ヶ島出身のギター大好きパンクロックフォークブルースファンク歌謡シンガーソングライター兼フリーター。 
都内路上、ライブハウスなどで活動中。 
http://tetsutanakagawa.blog.fc2.com 


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■千葉市生涯学習センターHP■ 
http://chiba-gakushu.jp/ 


■主催者について■ 

◆大島健夫 
1974年・千葉県千葉市生まれ。 
詩人。 
ポエトリー・スラム・ジャパン2016優勝、パリでのポエトリー・スラムW杯で準決勝進出。ベルギー、イスラエル、カナダなどの詩祭やポエトリースラムにも出場。「SPIRIT」をURAOCBと、「千葉詩亭」を山口勲と共催。小説「そろそろ君が来る時間だ 10の小さな物語+1」丘のうえ工房ムジカより発売中。 
http://www1.odn.ne.jp/goingthedistance/ 


◆川方祥大 
1991年・千葉県勝浦市生まれ。 
御宿、市川、船橋、いすみ市(旧大原町)育ち。 
現在は千葉市在住。 
西千葉にて、詩と詞のライブ・詩詞奮人 
オープンマイク、とどろき。主催 
趣味は昼寝と寝酒。 
https://shodaikawagata.jimdo.com 

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※注意事項 
会場となる小ホールは原則飲食禁止となっております。 
口を湿らす程度で、ペットボトル等、しっかりふたの閉まる飲み物はホール内持ち込みで飲んでいただいても大丈夫ですが 
(生涯学習センター担当者に確認済み) 
基本的に、飲食をなされる場合は、1FのDOUTOR隣にある共有休憩スペースをご利用下さい。 


本公演についてのお問い合わせ及び予約は、下記メールにてお願い致します。 

shodai.kawagata@gmail.com

2018年12月1日土曜日

朗読キラって、赤ちゃん返って、きみにあいたくて、いざ、tamatogi

はやいもので 
今年ももう12月ですね 
オイラはあいかわらずの旅の空でございます 

各イベント会場へ 
お越しくださったみなさん 
ほんとうにありがとうございます! 

今日は一般公開された 
先日の滋賀と京都のイベントを中心に 
ちょっくら振り返ってみたいと思います 



11/23(金祝)昼は 
滋賀・長浜の福祉施設「あそしあ」にオジャマして 
利用者のみなさんとマイクパフォーマンス会を開催 

三年に一度のぺースで 
ダウン症の方々と開いてきた 
¨とにかくマイクの前で自由になんか表現してみよう¨ 
というこの会も今回で三回目 

顔なじみのひともいて 
和気藹々の雰囲気のなか 
でもパフォーマンスをするときは 
ちゃんと本気になって 
おもいおもいの表現を見せてくれました 

ひとりぼっちで 
みんなと向き合って 
マイクから響いてくる声は 
自分の声であって 
自分の声じゃないような 
不思議な声 

その不思議をみんなで味わい合いました 



11/23(金祝)夜は彦根の半月舎で 
「朗読をキライにならナイト」 
http://shijinrui.blogspot.com/2018/10/blog-post_31.html 
翌11/24(土)は京都のかぜのねで 
「赤ちゃん返り朗読会」 
http://shijinrui.blogspot.com/2018/11/blog-post.html 

両日とも 
座談会とオープンマイクと通常のライヴを組み合わせた形の 
表現の寄せ鍋のようなイベント 

ガツンとド派手にキめるパフォーマンスもいいけど 
それだけじゃなくて 
盛り上がりがなくても 
静かでささやかで地味でも 
¨詩のライヴはいいよねえ¨ 
とオイラは最近感じはじめていて 
それを実際のイベントで 
やってみようという試み 

それぞれ会場の雰囲気や 
共演者のカラーによって 
若干アプローチを変えましたが 
共通しているのは 
あまり決め事を作ったり 
まとめようとしたりせずに 
その瞬間に浮かび上がってくる 
ありのままを受け入れて 
¨詩を生きてみよう¨ 
ってこと 

おそらくこれからのオイラの 
創作やパフォーマンスや実人生において 
目立たないけど 
大切な転機となるような 
2ステージとなりました 



滋賀の昼夜に付き合ってくれた 
チャーリー・ホッパーさんの 
弾けないポップさと救われる残虐性 
地元の雄としてあえて一歩引いて支えてくれた 
八男さんの 
粋と野暮の織り成す高次元ナンセンス 

京都、人生初の自作詩の朗読に挑戦してくれた 
若き俳優・原住達斗さんの 
もう二度とはできない普遍の煌めき 
そして十年ぶりに 
詩の朗読に帰ってきたまめの 
全人生の全時間を詩でつらぬくような息づかい

何よりオープンマイクに参加してくれた 
みなさんの声と 
それを受けとめる 
お客さんの空気が 
純粋さと思慮と祈りに満ちていて 
美しかった 

今回の旅でふれあってくれた 
すべての¨あなた¨に 
あらためて感謝いたします 
ありがとうございました!!! 



振り返ると 
各イベントのさまざまなひとときに 
豊かな余白があふれていて 
なんだか心も身体も楽チンになっていました 

次に一般公開されるイベントは下記の 
12/9(日)東京・シルクロードカフェでの 
「tamatogi 2018」 

こちらのステージでは 
この旅で気づいた感覚や 
さまざま命から与えてもらった輝きを 
何かしらの形で還元できたらとおもっておりますので 
どうかご期待くださいませ 



みんな、 
あそぼうね 

平成最後の… 
なんて言う気はないし 
権威も箔も一体感も 
なんにもない祭りだけど 
ポエジーだけは 
やたらあふれているイベントです 


選ばれることを待つよりも 
選ぶことを追いかけるきみに 
全力で出会うよ 




* 



tamatogi 2018 
~オープンマイクと 
 奈良少年刑務所での詩の授業の話と、いま、~ 


ひとりで来て 
ひとりで帰っても 
ちゃんと何かと繋がるポエトリーイベント 

今年は 
人数無制限のオープンマイクと 
少年刑務所で九年間詩の授業をされた 
作家・詩人の寮美千子さんの講演の 
二本立て!! 



2018年12月9日(日) 
開場/12:00 開演/13:00 


◇ゲスト 
寮美千子 

◇MC 
桑原滝弥 
イシダユーリ 

~内容~ 
13:00 (第一部)詩のオープンマイク 
14:30 (第二部)ゲスト・寮美千子 講演 
    「奈良少年刑務所での九年間の詩の授業と、いま、おもうこと」 
16:00 (第三部)詩のオープンマイク 
※各部の合間に休憩が入ります。 
※終演はオープンマイク参加希望者が全員やり切るまでになります。 

◎詩のオープンマイク参加者募集! 
詩の朗読、及び、詩的パフォーマンスをされる方なら、誰でも参加可能。 
制限時間一人(組)4分間。自作他作不問。 
音源(CDソフト対応、USBは再生機器持参の事)使用可。 
楽器(セッティングに長時間掛からないもの)使用化。 
当日開場時12:00~エントリー受付。 
※もちろん観覧のみのお客様も大歓迎です。 


◇料金 
予約/2500円 当日/2800円 
(税込み。飲食代別途必要) 
※パフォーマーも観覧される方も均一料金です。 
※当日は満席が予想されます 。早めのご予約・ご来場をお勧めします。 

◇お問い合わせ 
詩人類 (桑原) 
TEL:090-8545-2708 
takiyakuwahara@yahoo.co.jp 
http://shijinrui.blogspot.jp/ 

※ご予約希望の方は… 
○氏名(フリガナ付き) 
○観覧人数 
…を添えて上記問い合わせ先へお申し込みください。 
…お電話でももちろん受け付けております。 


◇会場 
「シルクロードカフェ」 
〒130-0012 
東京都墨田区太平3-2-8 1F 
TEL:03-5809-7953 
reserve@silkroad-cafe.com 
http://www.silkroad-cafe.com/ 

JR総武本線、JR総武快速線「錦糸町駅」北口より徒歩3分。 
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩3分。 



”tamatogi”とは… 

桑原滝弥とイシダユーリの二人の詩人主宰による、参加者が詩だと感じる表現なら形式は問わない自由度の高いオープンマイクを中心としたポエトリーイベント。 
主宰二人が醸し出すステージでの雰囲気が評判を呼び、これまでに有名無名を問わず、さまざまなジャンルや地域や意識を持つ人々が来場して、たくさんの交流が生まれている。 
また、詩と縁のあるさまざまな分野で活躍中のゲストの登場や、個性的な会場での開催、偶然をアドリブで演出にしてしまう即興性などといった毎回異なる部分と、いつ来ても変わらない独特の世界観が味わえるところから、観覧のみを楽しむ観客が多いイベントであることでも知られている。 
<これまでの主なゲスト出演者>谷川俊太郎、ジュテーム北村、ジョニー大蔵大臣+セクシーパスタ林三(水中、それは苦しい)、ぬくみりゑ、神田茜、坊城俊樹、三角みづ紀、大島健夫、河野宏子、三原千尋。 
スタッフ:かほり、大槻遼平 


【ゲストプロフィール】 

寮美千子(作家・詩人) 
1955年東京生まれ、千葉育ち。1986年、毎日童話新人賞を受賞し作家デビュー。絵本、翻訳、ノンフィクション、小説と、仕事の幅を広げ、2005年、長編小説『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞を受賞。これきっかけに、翌年、奈良に移住。2007年から足かけ10年、奈良少年刑務所で受刑者に詩を書いてもらう授業を行なった。授業のノンフィクションに『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』(新潮文庫)と『世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集』(ロクリン社)の2冊がある。この本に感銘を受けた音楽家が受刑者の詩に曲をつけ、中川五郎『ぼくのゆめは…』、逢坂泰精『空が青いから白をえらんだのです』がCD発売されている。 
http://ryomichico.net/ 




* 



『tamatogi 2018』で出会うあなたへ 


今回のtamatogiは、昨年八月、奈良少年刑務所で九年間詩の授業を担当された作家・詩人の寮美千子さんの講演をたまたまネットで知り、「へぇ、映画の『SLAM』みたいなことが日本でもあるのかな?」と会場へ足を運んだことがはじまりでした。 
そこで寮さんから語られた受刑者の人たちとの交流のエピソードは、僕の想像をはるかに超えた、大きくて、小さくて、かけがえのない、心と心のぶつかり合い、まさに命のやり取りの物語でした。 
何かしら自分で選んで、詩の朗読・パフォーマンスをしに来てくれる人たちをお迎えするイベントを主催している身としましては、まったく詩なんて興味がなく、それぞれの理由や生い立ちにより服役することになった少年たちの心の変化は、とても興味深いものがありました。 
また、ともすれば重苦しくなり、お涙頂戴になりかねないエピソードの数々を、軽やかに、でも決してごまかさずにまっすぐに話す寮さんの語り口とその人柄にも感じ入るものがたくさんありました。 
ああ、この話をtamatogiに来てくれる人や、詩に興味があるいろんな人たちに聴いてもらいたい。そして寮さんにも、tamatogiやいろんな場所で詩をやることを決めた人たちの声を聴いてもらいたい。そうすればもっと、すてきな詩が生まれるんじゃないだろうか。もっと、つよくてやさしい現実を生み出すきっかけになるんじゃないだろうか。 
終演後、そんなおもいが溢れて、まったく知り合いでもなんでもないのに「僕のイベントに出てください!」といきなり寮さんにお願いをしました。振り返るとかなりの不審者っぷりだったと思うのですが(笑)、幸運にも快く寮さんに受けとめていただき、今回の開催の運びとなりました。 
どうか、みなさん、自由にご参加くださいね。会場のシルクロードカフェさんのご厚意により、なんとオープンマイクの枠も人数無制限でやらしてもらえることになりましたし、もちろん、僕やユーリさんも負じとパフォーマンスをしますよ。 
詩ってなんだろう?生きるってなんだろう?死ぬってなんだろう?よくわからないから、もっと知りたい。人と人、人と何か、何かと何かが、もっと出会えるように、今年もtamatogi開幕です。 
さ、本気であそびましょ!!! 


桑原滝弥